施工実績
本工事は河川堤防沿いの敷地造成工事であり、堤防との高低差が約2mある難易度の高い現場でした。特に、堤防法尻の組立て水路をボックスカルバートに入れ替える作業や、隣接地との境界に擁壁を施工する場面では、堤防より約3m下までの掘削が必要となり、地山の状態が非常に不安定であることが課題でした。
さらに、周辺の路面排水がすべて施工範囲内に流れ込む状況で、常に地盤の崩落リスクがある中、土留めを施工しつつ、慎重かつ迅速に作業を進める必要がありました。危険を伴う作業ではありましたが、現場チームの連携と綿密な工程管理により、無事に造成工事を完了することができました。